ピナ・バウシュ I

 現代の振付家のうちで最も注目されている人物のひとりがピナ・バウシュです。1940年ドイツで生まれ、モダンダンスの大家クルト・ヨースに師事した後、ダンスと演劇の融合した舞台を作り上げました。それを彼女自身がダンステアターと名づけます。

 ピナの主題はナチズムやホロコーストの後遺症を受けた、彼女の世代のドイツ人女性の姿を描いたもので、どちらかというと人間の負の部分を描いています。そのため必ずしも誰もが見て楽しめる内容ではありません。ではなぜ彼女の作品がこれほど支持を得るのでしょうか。

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