クルト・ヨース II

 クルト・ヨースはユダヤ人作曲家フリッツ・コーエンと協力してダンスと音楽のみによって、演劇的効果のある作品を創ることを目指していました。ヨースはモダンダンスのテクニックのみならず、1926年にパリに留学し、クラシックバレエも学んでいます。クラシックバレエを否定する風潮の強かった時代のモダンダンサーとしては風変わりな傾向だといえるでしょう。ではヨースは何をクラシックバレエに求めていたのでしょうか。

 ヨースの作品には他のモダンダンスの作品には見られないような跳躍が出てきます。ブルノンヴィルなどの作品ほど特徴的には使われていませんが、バレエのジャンプのテクニックを作品に効果的に取り入れています。

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