★演出あれこれ
『くるみ』の音楽やテーマに魅せられた振り付け家が思い思いにアレンジした様々な演出が試みられて現在に至りますが、大きく分けて次のような演出があります。
ドロッセルマイヤーと王子を同じダンサーが踊るもの。
くるみ割り人形と王子を同じダンサーが踊るもの。
クララと金平糖の精を同じバレリーナが踊るもの。
クララは全編を通じて子役が踊るもの。
これらの配役の組み合わせで同じ音楽で、同じ振り付けでも全く違った作品のようになるから不思議です。たわいのない作品ですが、それだけに幅の広い解釈が可能な作品だといえるでしょう。