トゥシューズの歴史 Leave a reply ダンスの歴史上トゥシューズが登場するのは意外と遅く、18世紀に入ってからです。かのマリー・タリオーニが使用していた靴はただのサテンの布のシューズで、つま先部分が少し強化されていただけに過ぎないものでした。それで『シルフィード』をつま先で踊っていたのですから、彼女のバランスがどれだけ優れていたかを伺い知ることができます。後にイタリア人のバレリーナピオリーナ・レニャーニはつま先で立つ部分を強化したトゥシューズを履いていたといいます。20世紀に入ってから、偉大なバレリーナアンナ・パブロワが靴底に革をつけることを考案し、大きな成功を納めました。当時の人々の中には「ずるい」との批判もあったようですが、今日のトゥシューズの原型となりました。 AdvertisementShare this:TwitterFacebookLike this:Like Loading... Related