トゥシューズのしくみ

 足の形は千差万別です。また日によって変化します。ダンサーはなるべく自分の足に合った履きやすいシューズを求めています。市販のトゥシューズメーカーではそんなバレリーナたちの要望に答えるべく、日々研究開発が盛んになされています。

 ではトゥシューズとはどんなしくみになっているのでしょうか。

 まずつま先で立つためのサポート部分として、ボックスと呼ばれる、トゥで立った時に直接床に触れる部分と、シャンクと呼ばれる足の指をすっぽり覆う部分があります。そしてソール、いわゆる靴底部分です。ボックスやシャンク部分は何枚もキャンバス地を重ねて糊付けしたものや、さらにその上に厚紙やプラスチックで強度を増したものなどがあります。そしてその上をサテンの薄いピンクの生地で覆います。希に黒や赤、白など衣装に合わせた色のトゥシューズもあります。ソールは革でできています。メーカーによって、固い革を使っているものもあれば、柔らかい革を使っているものもあります。

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